代表からの挨拶
はじめまして、職人引越センターの代表 高濱 玲です。
弊社はこれまで、リピーターのお客様を大切に、お客様一人一人のご希望に沿った引越しプランを地道にコツコツやってきました。
私は高校卒業して、浪人していた18歳のアルバイト時から13年間、約4000件以上の引越しをつづけてきました。
4000件と聞くと、大きな数字と思われるかもしれませんが、13年で割ると1年で約308件です。1ヶ月で割ると、月に約26件の引越しをしてきたことになります。
この数字からお分かりの通り、私自身の引越し経験はそんなに多くはありません。
スタッフの数は、自分を入れても15名程度という小さな会社です。
ですが、どこにも負けない、引越しの技術と引越しに対する自信があります。
小さな会社である弊社が、なんとか引越会社をやってこれたのは、弊社で引越しを依頼して頂いたお客様が、「職人引越センター」のことを気に入ってくださり、弊社のことを多くの方にご紹介くださったからでした。
本当に感謝しています。
ここからは、弊社が考える「引越しをする際に一番大切なこと」を少しお話させてください。
「引越し」という言葉を聞くと、おそらく、多くの方が「引越しの値段が安い引越業者」という言葉を頭に浮かべるのではないでしょうか?
たしかに、引越しにおいて、「引越しの値段が安い」というのはとても大事です。
ただ、弊社では、その「引越しの値段」よりもっと大切なことがあると考えています。
それは、お客様と何時間、何十時間でもコミュニケーションをとり
お客様が本当に満足いく引越しをして頂くということです。
インターネットの環境が日本中に整ったことで、お互いの顔を見ずとも、インターネット上だけで取引が完結する業態が増えています。
例えば、引越しにおいても、インターネットの見積もりを入力しただけで当日まで一度も見たことの無いスタッフが訪問し荷物を運ぶ時代となりました。
そんな便利な時代ですが、弊社は見積もりだけで引越しをするというわけにはいきません。
本当に満足する引越しをお客様にしていただけるためには、お客様の要望をしっかり聞くためのコミュニケーションが大切だと考えるからです。
誠に恐縮ながら、お客様は引越しのプロではありません。
自分の頭の中にある引越しのイメージを伝えたいと思っても、言葉がなかなか出てこないことが多くあるはずです。
だからこそ、私たち引越しのプロが、お客様の要望や引越しイメージを感じ取り、「そうそう、こんな引越しがしたかったんだ」という正解を導き出す必要があると考えています。
そして、そのために必要な力こそが、コミュニケーション力だと思うのです。
弊社をずっと支えてくださっているスタッフのYさんはいつもこう言います。
「引越しをする“技術”なんて、何年も引越しをやっている人間ならもってて当たり前だ。
もっと大事なことは、お客さんから信頼してもらえる人間になれるかどうかなんだよ。
職人引越センターがやる引越しは、弊社じゃないと頼めない引越しの技術や要望を必要としているお客様のためにやる引越しだ。
だから、注文してくれたお客さんからの要望をしっかり聞き、お客さんが本当に求めている引越しをやらなきゃいけないんだ。
例えば、もし、弊社に引越しを依頼したことのないお客さんなら、俺たちスタッフがどんな風に引越しを進めるか、その裏側まで知ってもらう。
そうすることで、お客さんは引越しに関する知識が身につき、そうすれば、俺たちに要望も伝えやすくなる。
だから、まずは、お客さんとコミュニケーションをとることが大切なんだ。
もし、お客さんが要望を言いにくい空気を出すスタッフがいるとしたら、ダメダメだ。
“今までその引越しのやり方でやってきた”という言葉で誤魔化して、他人の意見を聞こうとしないスタッフなんて、最悪だ。
俺たちの仕事はお客さんの思いを形にする仕事だ。
だから、お客さんに信頼してもらうことが、何よりも大切なんだよ」
うちのYさんは、笑顔でそういうことを私たちに教えてくれます。
一般的な引越しのスタッフのイメージというと、どこか気難しくて、頑固なイメージがあるかもしれません。
・本当に自分のやりたい引越しをやってくれるのだろうか?
・途中で引越しプランの調整をお願いしても大丈夫だろうか?
そういったことを不安に思われる方も多いようです。
その気持ち、私もすごく分かります。
私は、自分には絶対にできないなと思う引越しをさくさくとやる松本引越センターの先輩に憧れ、この業界に入りました。
大学卒業後、トヨタ自動車本社で3年間車部品の設計をしたり、不動産、内装解体、内装リフォームなどの仕事をしたりしていたので、引越し業界歴はまだまだ浅い人間です。
ただ、私は尊敬する先輩がいろいろな引越し会社で働き、引越し業界を離れた後も自分にいろいろな引越しの情報を電話で教えてくれて、いろいろな引越会社で人手が足りないと呼んでくれたので、沢山の引越し会社を間近で見てきました。そういう意味では、引越し業界歴は長いかもしれません。
尊敬できる先輩たちと二人三脚で、素敵なお客様に囲まれ、笑顔で引越し仕事をしてきました。
そんな先輩達の姿を見て、私も最後には引越しに関わる仕事をするんだろうなと思いながら仕事をしていました。
これまでいろいろな業界のアルバイトをしたり、会社に勤務をしてサラリーマンもやったりしてきましたが、やっては辞めて、やっては辞めてを繰り返していました。
そんな私が引越し会社を初めて設立したのは、2014年11月の29歳の時です。
自分と一緒に引越し仕事をする先輩や後輩たちから高濱の「引越会社」を作ってくれないかと言われ、軽トラを買ったのがきっかけでした。
会社は、私が一人暮らししている部屋と共同の事務所です。
小さな部屋ですが、私にはお客様が最高に満足する引越しとはどういうのかというイメージがありました。
見積もりから当日の引越しに至るまでどう始めたらいいかがわかっており、引越し資材も「こういうのが良い」と決めてました。
メンバーからしたら、引越しの経営に詳しくない私の細かな要望を聞くのは大変だったと思います。
でも、メンバーたちは、嫌な顔一つせず、私の要望を笑顔で聞いてくれました。
私の細かな引越しのこだわりを聞くだけでなく、「こうした方が良いよ」というアドバイスや、資材の調達方法や資材の業者の選び方も一つずつ教えてくれました。
そして出来上がった職人引越センターは、私の宝物となりました。
今も小さな部屋で会社を経営してます。
引越しで悩まれる多くの方は、自分に合った引越し業者探しで悩んでおられます。
中には、過去に他の引越会社で高い予算をかけてやった引越しが満足いかず(引越しのスタッフが新人で荷物が持てなかったとか、大切な家具を梱包してくれなくて傷つけられたそうです)、弊社に頼んでこられた方もおられました。
引越しをするということは費用だけでなく、今までと全く違う環境や場所であなたの人生を再出発するということです。
見積もり、打ち合わせ、すべてに時間がかかります。だからこそ、ご自身に合った引越業者に出会っていただきたいと強く思います。
もし、弊社に興味を持たれましたら、お気軽にご相談ください。
職人引越センターは、引越しに興味のあるすべての方にとって身近な引越会社でありたいと思っています。
お問い合わせいただく際は、メールでもお電話でも大丈夫です。
また、必要に応じて現地確認もさせていただきます。
あなたのそばに素敵な引越しがある人生を願ってます。
会社としてはまだまだ未熟な会社ではございますが、最高の引越サービスをお客様に提供できるようスタッフ一同謙虚に学びながら、精進を尽くしてまいりますので、皆様方には今後ともご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。